採用のことを思いめぐらしてみむ

Date2026/02/18

採用といふものありけり。
昨日に引き続き、改めて考えてみたいなと思った。採用する立場とは。
今までは面接を受ける側だったけれど、する側になったときにどんなことを考えてみたらいいんだろう。
採用までの流れってどんな風なんだろうな~ということをつらつら述べてみる。

一緒に働く人をぜひ決めてほしい!と持ち掛けられたのはつい最近のこと。
人手が増えたら、最近忙しいから助かるなぁ……なんてぼんやり思っていたけれど、いざ具体的にどんな人か考えてみると難しいものだ。

そんな時、前職で私の採用を担当してくださった方と久々に会うことになった。
いわゆる人事ではなくて、技術職として面接の場にいた人。
昔話に花を咲かせる最中で、せっかくなので聞いてみた。

「採用とか面接とか、どういう基準で考えてましたか?」と。
そしたら、
「私に聞くより、本で読んだり専門の人に聞いた方がきっと良い結果になるよ」とのアドバイスをいただいた。
読書家から本を読めとのお言葉があったからには、きっと自分で咀嚼しろということなんだろうなと思って本屋に行くことに。

こんな本を買った。
グーグルのすごい採用

率直に、非常に読みやすく面白い本だった。
ためになったのはもちろんなのだが、Googleのことが好きになってしまった(目的と違う)
ここで述べられている採用というのは、通り一遍の採用ではなくて、もっと良い人材を取るために、もっと採用を良くしようという想像とは全く違う世界だった。

特に主眼となっているのが「データで採用をする」というところなのだが、どっちかというと私は「ハート」の考え方がぐっときた。
雇用関係以前に、Googleというサービスのお客様であるから、末永く良い関係を作っていきたいという心がけがすごく良い。
データも足切りに使うというよりは、良い人材をなるべく見落としたくない!というポジティブな気持ちが発端なのだとわかった。

さて、これを自分の例にしてみるとどうなるだろう。
もちろん採用のデータ蓄積なんてないし、ノウハウもなく主観と裁量で決まる世界。
「採用についてじっくり考えたいので時間をください!」と言ってみたいところだったが、そもそも自分は専門じゃないし、そういう雰囲気はまだなさそう。
全く何もない荒野において、自分が最初に種を植えるにはどうしたらよいものかと考えてみた。

まず、「ほしい人材を徹底的に絞り込め」ということで、どんなスキルセットとマインドを持った人がいいのかを考えてみた。
周囲の人から聞き出して、こういう仕事をやってもらうから、こういう人がいいね。と色々意見を集めてみる。
全部リストに出してみて、そこで優先順位をつけてみる。
そうすると、これまで「すごいエンジニア」が必要だと思っていたけれど、実際は「基礎がしっかりしていて連携がとりやすい人」が必要だった。
それで、基礎って実際なんだろう、連携がとりやすいってなんだろう、を表に書き出して数値化してみた。
ChatGPTの力を借りつつ、世間的な評価と自分たちの評価を良い感じに混ぜて、評価シートみたいなものができた。

あとは、バイアスやばらつきをなくすために質問を絞り込んで、面接官によって差が出ないように訓練をしたという話もあった。
しかし私は、ずぶの素人だ。質問はたくさん考えてみたけれど、マニュアルに沿うとロボットの面接みたいになりそうで良い話ができる自信がない。
かといってマニュアルがないのも……不安だ。どっちにせよ不安。面接する経験はゼロだし、された経験もわずか。
最後はハートで乗り切るしかないな、なんて思っている。結果がどうであれ、良い顔合わせだったという印象になってくれれば良いなと。
言いたいことをだいたい伝えられて、満足いったなという、そう思ってもらえるようにあとは最大限やるしかないなと思う。
互いに緊張しているのだろうから、まあ70%くらいお互い納得できる落としどころを見つけていきたい。